法被(はっぴ)が上下左右に揺れるさまを表現。「ハッピー」にも係っています。とにかく”まとも”な文字は一文字もありません。イメージは岸和田だんじり!? 暴れまくっているので、動きのあるデザインには最適です。使いかたは、皆さん次第、適合する漢字も皆さん次第です。自由な発想を期待しています。
デザイン書体のかな文字はおしなべて形状が極端なので、普通のベタ組みではバランスがとりにくい傾向があります。「はっぴ」はまさにその極地。
そこで「はっぴ」は、縦組み・横組みのすべての文字にペアカーニングをほどこしました(製品版のみ)。
製品版に制限(濁音・半濁音は未収録)を加えています。また、プロポーショナルメトリクス、ペアカーニングはほどこされていません。
伝統書体に似たフォルムをしていますが、復刻版ではありません。現代的な雰囲気も加味した、調和のとれた書体です。明朝体のかな自体もともと独特のクセがあると言えないこともありませんが、靜明朝はそれでも極力「クセ」を抑えた素直な書体となっています。靜明朝には「大かな」と「小かな」があります。このフォントは「大かな」です。横組みに適しています。現代文学にマッチする読みやすいフォルムです。
「小説などの長文を組んでもらいたい」とのコンセプトをもとに開発しました。横組みの長文に使ってみてください。落ち着いた、それでいながら訴求力のある紙面になるはずです。縦組み、横組みともプロポーショナル加工を加えました。また、ペアカーニングも緻密にほどこしてあります(製品版のみ)。
製品版に制限(濁音・半濁音は未収録)を加えています。また、プロポーショナルメトリクス、ペアカーニングはほどこされていません。
伝統書体に似たフォルムをしていますが、復刻版ではありません。現代的な雰囲気も加味した、調和のとれた書体です。明朝体のかな自体もともと独特のクセがあると言えないこともありませんが、靜明朝はそれでも極力「クセ」を抑えた素直な書体となっています。靜明朝には「大かな」と「小かな」があります。このフォントは「小かな」です。縦組みに適しています。純文学にマッチする落ち着いた読みやすい書体です。
「小説などの長文を組んでもらいたい」とのコンセプトをもとに開発しました。縦組みの長文に使ってみてください。落ち着いた、それでいながら訴求力のある紙面になるはずです。縦組み、横組みともプロポーショナル加工を加えました。また、ペアカーニングも緻密にほどこしてあります(製品版のみ)。
製品版に制限(濁音・半濁音は未収録)を加えています。また、プロポーショナルメトリクス、ペアカーニングはほどこされていません。
究極の流麗さを追求した、明朝風と行書風のハイブリッドフォルムフォントです。連綿にすることで、あでやかさは一層強調されますが、多用すると煩さの原因になります。「余韻」は距離の遠い部分、密集してしまう部分は、あえて繋がない選択肢を取りました。一文字ひともじ丹念に心を込めて曲線を描きあげています。その名のごとく心地よい余韻を残してくれる味わい深い書体です。
特徴が強いので、長文には向きませんが、短い本文組みや、ちょっとした見出しに使ってみてください。躍動感に満ちた、訴求力のある紙面になるはずです。縦組み、横組みともプロポーショナル加工を加えました。また、ペアカーニングも緻密にほどこしてあります(製品版のみ)。
製品版に制限(濁音・半濁音は未収録)を加えています。また、プロポーショナルメトリクス、ペアカーニングはほどこされていません。
やや左上に重心がある独特のフォルム。その危うさゆえに不思議なリズムを持っています。
丸ゴシックはもともと漢字も含めてPOP寄りの柔らかなたたずまいがあるので、既存の他社丸ゴシックと組み合わせても「ほんまる」は違和感なく溶け込み、あたたかな雰囲気を醸し出します。
デザイン書体のかな文字はおしなべて形状が極端なので、普通のベタ組みではバランスがとりにくい傾向があります。そこで「ほんまる」は、縦組み・横組みのすべての文字にペアカーニングをほどこしました(製品版のみ)。
製品版に制限(濁音・半濁音は未収録)を加えています。また、プロポーショナルメトリクス、ペアカーニングはほどこされていません。
書体名の「清明(せいめい)」は、季節の指標である「二十四節気」の5番目の節気のこと。春の息吹があふれ「すべてのものが清らかで生き生きしている」という意味です。その名の通り、伸びやかな切れ味の中に優しさ・優美さを包含した不思議な書体です。「清々(すがすが)しい明朝」という意味も込めています。
特徴が強いので、長文には向きませんが、短い本文組みや、ちょっとした見出しに使ってみてください。躍動感に満ちた、訴求力のある紙面になるはずです。
製品版に制限(濁音・半濁音は未収録)を加えています。また、プロポーショナルメトリクス、ペアカーニングはほどこされていません。
Regular ウェイトは、無料提供を終了しました。
今後は他ウェイト同様、有償となります。ご了承ください。
ちょっとかしこまった普段使いの手書き文字をフォントにしました。
勢いのある「勢蓮」とは何もかも対照的な控えめな書体。ゆえに「静(しずか)呉竹(ゴシック)」と名づけました。
「跳ね」「連綿」を極力抑えました。起筆部のアクセント(セリフ)もなくしています。
一画ずつ静かに、そして、ていねいな手書きにこだわりつつ、美しい伝統的書体寄りのフォルムに仕上げました。
本文組みに使ってみてください。ほんわかとした、あたたかく読みやすい文章になるはずです。
製品版に制限(濁音・半濁音は未収録)を加えています。また、プロポーショナルメトリクス、ペアカーニングはほどこされていません。
和音ファミリーの各書体は、2005年度特定非営利活動法人日本タイポグラフィ協会により開催された「日本タイポグラフィ年鑑2005」コンテストの書体部門入選作「和音」を源流とし、制作されています。
漢字、平仮名、片仮名、欧文、記号類、用途字種、数字の各字種のそれぞれに音楽的特徴をもたせ設計、それぞれがもつ特徴が見事に調和する、制作期間2年以上の全てを注ぎ込んだ当社タイプデザイナー金井和夫、渾身の労作です。
この書体は、最細ウェイト「L(ライト)」から最太ウェイト「U(ウルトラ)」に至るまで、合計9ウェイトを数学的アプローチで中間生成するという試みのもと、制作されております。まさに「和音=ハーモニー」の名にふさわしいできとなっておりますので、是非さまざまなシーンでご利用いただければ幸いです。
勢蓮明朝仮名Classicファミリーの各書体は、2001年度特定非営利活動法人日本タイポグラフィ協会により開催された「日本タイポグラフィ年鑑2001」コンテストの書体部門入選作「勢蓮明朝-M」をブラッシュアップし、多ウェイト化の上、付属欧文・約物・記号類を追加したものです。
この書体は、当社タイプデザイナー金井和夫の普段使いの文字をベースとした、明朝・行書・楷書の複雑なフォルムイメージを持っています。最細ウェイト「L(ライト)」から最太ウェイト「U(ウルトラ)」までの、合計8ウェイトで構成されています。また、オールドなイメージを残しつつも、その概念にとらわれず大仮名に設計してあるので、近代的な組版にも対応するマルチな性格を備えています。
筆致に勢いがあり、その勢いを活かしながら流麗にリズムを刻むプロポーション。見出し書体として十分なインパクトを与えることができるほか、本文書体としても利用が可能なそのフォルムは、可読性に優れつつ、組を行ったときに版面に独特な勢いと優雅さを与えます。
勢蓮呉竹仮名Classicファミリーの各書体は、2001年度特定非営利活動法人日本タイポグラフィ協会により開催された「日本タイポグラフィ年鑑2001」コンテストの書体部門入選作「勢蓮明朝-M」をブラッシュアップした骨格にゴシックの特徴を加えて、多ウェイト化したものです。
この書体は、当社タイプデザイナー金井和夫の普段使いの文字をベースとした、明朝・行書・楷書の複雑なフォルムイメージを持っています。最細ウェイト「L(ライト)」から最太ウェイト「U(ウルトラ)」までの、合計9ウェイトで構成されています。また、オールドなイメージを残しつつも、その概念にとらわれず大仮名に設計してあるので、近代的な組版にも対応するマルチな性格を備えています。
ゴシックでありながら和の雰囲気、清潔さを兼ね備えています。文字の幅・高さを一定にするデジタルフォントの流れに逆らい、敢えて不揃いにすることで、組にリズムと軽やかさを表現します。細めのウェイトでは華奢さを、太めのウェイトでは大胆さを与えます。そして、全ウェイトに共通する文字の流れの流麗さが高級感を演出します。